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地図だけじゃない、Google Maps Platform でできること(住所入力をもっと便利に編)

作成者: goga|Mar 12, 2024 1:00:00 AM

皆様、こんにちは!
Google Maps Platform のプロフェッショナル集団、ゴーガです。

Google Maps Platform では地図を表示する以外にも様々な機能があることをご存知ですか?
今回はそんな機能の中から住所の検索、入力に便利な Autocomplete をご紹介します。

Autocomplete は Places API の機能の一つです。Autocomplete を活用することで、入力した住所情報の補完ができます。例えばネット通販や宅配等で住所を入力する際、郵便番号を入力すると番地までの住所が自動入力される機能が一般的になってきているかと思います。

実はそれ、Google Maps Platform でできるんです!!!更に郵便番号だけでなく建物名や名称、地名等の曖昧な情報でも検索が可能です。

ここからは皆様にイメージしていただきやすいように、
弊社で作成したデモ画面をお見せしながらご紹介していきます。

デモのご紹介

上記デモでは検索窓に「ゴーガ」と入力し、候補から選択することで弊社の住所が自動入力されているのがわかるかと思います。Autocomplete 機能を使うことで、入力した文字からGoogle マップが保持している情報にて入力の補完をしてくれるんです!便利だと思いませんか?

候補を選んだ際に、住所情報をコンポーネント(住所を構成するパーツ)ごとに分けることのできるPlace Detail のレスポンスを用い、返ってきた住所のパーツをボタンセレクトにてクリックするだけで住所を入力できるような作りにしています。Webサイト内で住所を入力させたい場合、Autocomplete を実装することにより、入力の手間を減らせるだけでなく、誤入力も防ぐことができます。

Place Autocomplete の機能

Place Autocomplete には、WEBサービスJavaScript の2種類の実装方法があり、使いたい環境によって、実装方法を選択することが可能です。

ここから、Autocomplete で指定できる2つのパラメータをご紹介します。
Region 指定とLanguage 指定です。上記機能により、日本以外の住所を入力する際や多言語対応が可能となっています。

Region 指定
選択した国内にある地名(住所)にて候補が返ってきます。例えば「Toledo」という地名はアメリカとスペインに存在しますが、Region 指定でアメリカを選択するとアメリカのToledoが、スペインを選択するとスペインのToledoの住所がそれぞれ返ってきます。

Language 指定
選択した言語にて候補が返ってくるので、多言語対応したサイトに実装する場合等に便利な機能となっています。

弊社デモでは、Region 指定、Language 指定共に日本を含む7カ国を実装しています。

このように Autocomplete 機能だけでも用途に合わせて様々な設定が可能です。
「実際にどの様に Autocomplete が活用できるのかデモを触ってイメージしてみたい。」「 Autocomplete に興味がある」等ございましたらお気軽にご連絡ください。