皆様、こんにちは!
Google Maps Platform のプロフェッショナル集団、ゴーガです。
本日は、Maps JavaScript API バージョン3.58.1aのアップデートから、地図の表示幅が小さい場合の Map Types Control の表示方法変更についてお伝えします。
Map Types Control とは、表示している地図のタイプ(航空写真など)を切り替えるためのボタンです。
例えばこのように複数の Map Types Control を使用している場合、マップの表示している幅を狭くしていくと...

バージョン3.58以前では、文字が隠れてしまいます。

バージョン3.58では、幅に合わせて折り返して表示されるようになりました。

特にスマートフォンなど画面幅が小さいデバイスで、Map Types Controlで複数のマップタイプを切り替えたい場合に、Map Types の名称も見やすくなるので、ありがたいアップデートですね。
地図の表示範囲を有効に使いたい場合は、以下のように style: google.maps.MapTypeControlStyle.DROPDOWN_MENU を設定することで、ドロップダウン表示をすることもできます。
const mapOptions = {
mapTypeControlOptions: {
style: google.maps.MapTypeControlStyle.DROPDOWN_MENU,
mapTypeIds: ["roadmap", "satellite", "simple", "white", "dark"]
}
}
const map = new google.maps.Map(document.getElementById('map_canvas'), mapOptions)

マップ幅が狭い場合はこの方法で操作性も上がるかと思います。
ゴーガにはGoogle Maps Platformに精通したエンジニアが多く在籍しています。「そもそもMap Typeって何?」や「どうやってMap Typeを追加するの?」など、気になることがありましたらお気軽にご相談ください。
それでは、また次の記事でお会いしましょう!