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Google Maps Platform ルート検索ができる機能のご紹介

2024.06.13
コラム

皆様、こんにちは!
Google Maps Platform のプロフェッショナル集団、ゴーガです。

Google Maps Platform は、複数の API やSDK が、4つのカテゴリーにわかれています。今回は、この中から新たな機能が、続々登場している Routes のカテゴリーに含まれる API の紹介をいたします。 

gmp-routes

Routes のカテゴリーに含まれる API とは?
現状、ルートに関連する API は、Directions、Distance Matrix、Routes、Route Optimization、Roads の5種類があります。それぞれのAPIの主な機能は以下のとおりです。

  • Directions API :経路検索、距離、所要時間
  • Distance Matrix API :複数の出発地目的地までの距離、所要時間の計算
  • Routes API :Directions、Distance Matrix の拡張版
  • Route Optimization API : 1台または複数車両等のルート計画、制約条件を考慮したルート算出
  • Roads API : 複数の緯度経度情報を道なりに補正

なお、用途によってご利用いただくAPIは異なりますが、Routes API は、Directions API 、Distance Matrix API の拡張版となるので、これから新たにルート検索の機能を実装する場合には、Routes を使うことをお勧めいたします。
また、すでに、Directions API 、Distance Matrix API をご利用の場合でも、改修のタイミングがあれば、移行をご検討ください。移行ガイドも出ております。ご契約の内容によって受け取るバージョンが異なります。

拡張版の Routes API でできること

取得したルートの交通状況表示
gmp-routes2
経由地点の細かな設定によるルート結果の最適化
(経由地点が安全な場所なのか等を考慮:トンネルを避けた到着地点など)
gmp-routes3-4
高速道路の料金取得:日本も対応:ETC、ETC2.0 に対応 (カバレッジ拡大中)
gmp-routes4

Routes API?それとも、Route Optimization API ? 
どちらのAPIを使えばいいのかという時には、以下を使ってご確認ください。

gmp-routes5

さて、皆様の業務では、どのAPIがご活用いただけそうでしょうか。
ご紹介したAPIは、ルート最適化や業務効率化に役立つ重要なツールです。Google Maps Platform を活用することで、地図データや経路情報を組み込んだアプリケーションの開発や、リアルタイムの位置情報を利用したサービスの提供が可能となります。使ってみたい、詳細を聞いてみたいなどございましたら、お問い合わせください。

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