導入インタビュー
一般社団法人東京諸島観光連盟 小笠原村観光局様

観光情報提供プラットフォームの『めぐるっと』は小笠原村観光局様との実証実験で産声をあげました。観光宣伝を本土で担う小笠原村観光局様に導入の経緯や管理画面の使い勝手についてお話を伺いました。

‘小笠原村観光局
一般社団法人東京諸島観光連盟 小笠原村観光局
主任 大久保勝司様

小笠原村観光局様

導入サービス
めぐるっと
キーワード
観光アプリ, ルート, 位置情報, スマートフォン対応

はじめに、小笠原村観光局の役割について教えてください。

小笠原諸島の観光振興を、現地からではなく、本土で行なっています。小笠原諸島は東京から1,000キロ離れているので、観光宣伝を始めとしたPR活動を現地からのみ行なうのには限界があります。小笠原の良さを広くお伝えして実際に来てもらうまでをこちらで担います。具体的な活動内容はオンライン・オフライン両方のPRに加えて、小笠原アカデミーなどのイベントを開催したり、旅行関連の展示会への出展、少し変わったところでは小学校への出張授業などもあります。「東京都には島しょ部もあるんですよ」と話して現地のことやエコツーリズムについてお話しします。

実に多岐に渡りますね。その中で大久保様はどのような役割ですか。

ウェブサイトのメンテナンスや、SNSの発信、小笠原アンバサダーの管理が中心です。小笠原アカデミーで話すこともあります。インターネット周りの情報発信を始め、紙のチラシなど、オンライン・オフライン両方の情報について統括しています。

めぐるっと』を知ったきっかけについて教えてください。

もともとネット上で360°のコンテンツを見せたいと思って色々なセミナーに参加していました。その際にTHETAのセミナーに参加したらリコーの方にちょうど面白いものがありますよ、と紹介してもらったのがきっかけです。

360°コンテンツが見られることは、観光宣伝についてどのような効果を発揮しそうだと考えていましたか。

ウェブサイト上に360°の画像や動画を映し出すのは大変です。サードパーティのサービスにアップして埋め込む、などの手法はありますが自社のウェブサイト内で完結させるのは難しいです。そんな時にアプリで情報を見せられるのは面白そうだと感じました。

めぐるっと 小笠原村観光局のスポット
『めぐるっと』小笠原村父島のスポット情報より

『めぐるっと』はアプリで情報を提供しますが、その場合の主なターゲットは個人で小笠原にいらっしゃる方たちですか。

小笠原は実際パッケージツアーよりも個人でいらっしゃる方が多いです。現地についてからオプショナルツアーに参加する方は多いですが、空いた時間に「何か良さそうな行き先ありませんか」というようなニーズに対応できることを期待しています。オプショナルツアーは基本的に1日がかりのことが多いです。おがさわら丸がついた日は午後の半日、次の日は一日、その次の日もまた一日、船が出る日は午前中半日、という旅程です。滞在の間すべてオプショナルツアーで埋める方もいますが、そうではない方もいて、空いている時間に『めぐるっと』に載っているような施設やスポットを訪れる方は少ないですね。そのため実際に日中にビーチに行くと、夏でも人がほとんどいなくてほぼプライベートビーチのような感じなんですよ。

それは贅沢なことですね!2月から『めぐるっと』の実証実験が始まりましたが、実際に使ってみた方からはどんな声が寄せられていますか。

各スポットごとの位置関係を地図で把握できるのが便利だということと、アプリ内には「街中散策コース」など、父島だけでも4つのコースを掲載していますが、それらを中心に周って、1日過ごせてよかった、と聞いています。コースに載っているスポットは無料で入場できる場所がほとんどです。

めぐるっと 小笠原村観光局のコース情報
『めぐるっと』小笠原村父島のコース情報より

『めぐるっと』は管理画面のUIをシンプルにしているのも特徴ですが、使い勝手についてはいかがですか。

画像やテキストを入力していくのは簡単です。一つ要望を挙げるとすれば、展望台などは営業時間や定休日というものがないので、決まった項目があるものについて、スポットによっては少し悩むことがありました。項目のオンオフが柔軟にできるようになるとさらに良いと感じています。

これから夏のホリデーシーズンが来ます。現地を訪れる方に、『めぐるっと』を使って旅するとしたらどんなことを期待しますか。

自分が持っている時間に対して、どのぐらいまわることができるかは、初めてだとなかなか具体的にイメージしづらいと思います。『めぐるっと』で各スポットやコース、360°のコンテンツを見ながらプランニングをするのに一度役立ててくれたら嬉しいです。

「旅アト」での活用についてはいかがですか。

コンテンツを増やすことで、実際に訪れたのとは違う季節の様子などを感じてもらって2度目の旅行の動機づけができたらよいと考えています。あとはユーザが一人で完結させるのではなくて、旅行した人同士が相互にお奨めしあえるようなソーシャル機能があればなお良いです。

横に拡げていくことは観光宣伝そのものと言えそうですね。今後の『めぐるっと』を含めた観光振興についてどんな展望をお持ちですか。

小笠原は非常に特異な場所です。イメージだけで行ける場所ではないと思います。船の移動に時間がかかりますし、日数も必要で、お金も安くはありません。実際に現地を訪れた方がいきいきと語ってくれるクチコミを大事にしたいと思っています。アンバサダー制度も行なっていますが、オンライン・オフライン両方の施策で小笠原ファンをますます増やしていくことにつなげていければよいと考えています。

360°コンテンツ連携の株式会社リコー様より

株式会社リコー Smart Vision事業本部 DS事業センター事業開発部 古城 芳明様

リコーでは2013年より空間をそのまま記録できる360°カメラ「RICOH THETA」を提供しております。今では様々なシーンで活用されておりますが、特に観光地の紹介やプロモーションに360度の画像や動画は親和性が非常に高いと考えていました。しかし、観光地の紹介は360°の画像や動画だけでは旅行者にとって情報が不足しており、実際に観光地を巡るときに位置情報や詳細情報をセットで提供する必要があると考えていました。そこで位置情報を活用したシステム開発が強みであるゴーガさんと一緒にサービス提供が出来れば思いました。
今後もゴーガさんと、『めぐるっと』を導入してくださる観光事業者様にとって使いやすく魅力的な情報発信ができるプラットフォームとしての価値を高め、実際の旅行者にとって情報収集がスマートになるようサービス展開をしていければと考えております。

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